Tao Diary vol.10

小さい頃から肌が弱かった私は、

直接肌に触れる下着などは基本的に木綿のものを身につけていました。

35歳でアトピーが再発し、脱ステロイドを始めてから

続けているのが気功と冷えとり健康法です。

 

冷えとり健康法は下半身を温めることで頭寒足熱を実現する健康法です。

自然の法則として冷たい空気は下に溜まります。

そこで足先を一番温めて上になるのに従って身につけるものを薄くしてゆきます。

シルクの五本指の靴下を一番最初に履き、その上に木綿もしくはウールなどの自然素材の五本指靴下を履きます。

その上にさらにシルクの通常の靴下、そしてまた自然素材の通常の靴下を履きます。

この4枚が基本でさらにシルク、自然素材の靴下と重ね、強者は10枚くらい重ねて履くのです。

靴下だけでなくレギンスも靴下と同じようにシルク、自然素材、シルクの順番に重ねてゆきます。

冷えとりでは、このように着るものだけでなく、

半身浴や湯たんぽなどで足や下半身を温めることを重要視しています。

 

冷えとり健康法を始めてからシルク素材の素晴らしさに開眼しました。

肌に優しいし、デトックス作用もあり、また洗濯してもどんな素材よりもよく乾きます。

また、最近着物を着るようになり、織り方によって素材感や温かさが変わるシルクってすごいなぁ、と思うようになりました。

冬に着る紬などはとても暖かいですし、夏の絽などの薄物は

透け感があり、実際とても涼しい着物です。

 

衣食住、と言うように住むところも大切、食べるものももちろん大切、

そして着るものもとても大切なものだと思います。