2018 ツアー 山梨 再訪7月

山梨、早くも再訪

1日目は移動だけ。今回、初めてのバスタ新宿。
空港でチェックインしているみたいで楽しい。
ビルの3階からクルクルと降りていくのがなんとも不思議で、よく知った新宿の町が違う町に見えてしまう。ちょっと高いバスから歩道を見下ろして外を眺める。窓際に予約していてよかった。

夕方に新宿を出発して、順調に甲府駅へ。甲府駅は終点じゃないから寝過ごさないかドキドキして寝たりできなかった。
甲府駅からはハイエースでお迎えに来てもらいラ・フィーユまで。

 

2日目

目が醒めると、緑の庭。大好きなラ・フィーユの庭。ここで育っている樹木。お客様のところへ旅立つ草花。ぎゅうぎゅうしている。

 

甲府市はボンチ!そう盆地。とても暑い、、、、。
急遽、決定したこの遠征。今回は寄植え教室に合わせての金継ぎワークショップをしに来た。もちろん屋内で、、。エポキシの様子も違う気がしたよね。暑くて。

 

今日は午後からのんびりスタート。お隣の『cafe M』でランチ。パスタは何を選んでも間違いない。味もボリュームも満点。前回お礼に渡したカードが飾られてて嬉しい。 この辺りにはこんな感じのお店があまりないらしく、ほぼ女性で満席。大きな道路沿いにはデ○ー○とか、○タバとか、そんな感じ。

 

 

 

午後からココの一角で金継ぎワークショップ。
初めての方がたくさんいたけど、たくさん修復して楽しい!といっていただけてよかった。何年も大切にとっておいた思い出のモノ。奥にそっとしまってあったものが蘇る。当時のことがまた違って見えて来たりして。不思議なものです。

 

 

 

 

3日目。

ワークショップが早めに終わって行ってみたかった『おととわ』の農園と古民家を訪ねることができた。

自然農で育てているというプラムをもぎってくれた。甘酸っぱい。
ワイルドな果樹園。キレイな実がたくさんなっている。奇跡のりんごの木村さんに教えを請うて始めたという若者。楽農なんですよホントウは。無理することなく、頑張りすぎることなくやっていくという事が大切だと。お若いのに、、達観していらっしゃる。変だと思われるかもしれないけど、と前置きしてから。植物は会話を聞いています。名前をつけて呼んであげたり話しかけたりすることで、変化していくんですよ。って。なんか、わかります。

ラ・フィーユ店主も頷く。植物を相手にしている者同士通じるところがたくさんあるんだろうな。

そして疲れ果て就寝。

 

 

4日目。

今日は寄植え教室の撤収のお手伝い。ガーデナーはとても重労働。可愛い花と素敵な緑に囲まれた仕事だわ〜なんて夢みてたら大変な事になる。重い鉢を運ぶ、暑い日も寒い日も外で仕事。これだけたくさんあると水をあげるのも時間がかかる。日陰が好きな植物、日なたが好きな植物、乾いてるのが好き、湿っているのが好き、、それぞれ個性があり、そぐわないとグッタリしてしまう。正直なのだ。それをキチンと仕分けて並べる。知識と体力と愛情。

人もそうだよねー、なんてふっと思う。適材適所。得手不得手がある。無理は禁物でいいことナイ。昨日の話を思い出す。

そんなワケで、みんなよく食べる。Naomi Camp のお弁当。モリモリだけど優しくてもたれない。中年には重要項目。

 

 

5日目

念願の『宝桃園』!
軽トラで桃園まで運ばれる。細い道をススム。見渡すかぎりの桃の園。たわわに実る桃。これから熟す桃。暑さの中でムクムクと実っていく桃達。雲もムクムク。

 

 

可愛らしい桃。ハジけて落ちてしまう前に。収穫。
畑とちがって桃の枝が日陰を作ってくれるぶん少し気が楽。ムダに大きいツバの帽子を用意したけどむしろ邪魔だったかもー!と思いながらせっせと紙をはずしていく作業。桃の産毛が顔について以外とチクチクする、、。樹は低めの設定だけど高くて手の届かないところはお母さんの操縦する高床マシーン?のようなモノで作業する。これが眺めが良くて楽しい。取り忘れを探すゲームのように紙をパパッとはずしていく。さすが熟練のお母さんが素早くてリスペクト。

 

 

収穫した桃を運ぶ係。丁寧に優しくキズがつかないように。

 

もぎたての、スモモ。そのままかじってたら、洗わないの?ワイルドねぇ。と、お母さんに言われる。畑の中には水場がポツポツあるのでした、、。それでも捥ぎたての最高の贅沢な美味しさ。

 

 

今日の桃を収穫し終わったらお昼休憩。
午後は出荷のお手伝い。大きさをパパッと計り分別。わたしは桃にパンツを履かせる係。白い網になってるふわふわのやつのコト。サイズ別のパンツを履かせていく。人間と一緒やな。とか思いながら。遅れないように、真ん中にくるように桃が美味しく見えるように、ど素人なのでパンツ一つで鼻息が荒くなる。

 

 

無事に出荷終了。お役に立てたのか、、疑問が残るけど、、『宝桃園』を体験できて胸いっぱい。お腹も一杯。いやまだ、一週間くらいはWWOOFしていきたい気分。

 

本家の入口看板を記念撮影。ハーブやフルーツが生茂り、ブランコが揺れる素敵な庭。ここで育ったらどんなに幸せか。絵本の中のような庭。

お母さんが庭からブラックベリーを摘んで食べさせてくれた。こんな庭が欲しい。摘みたてのぬるくて甘酸っぱいブラックベリーはちょっとツブツブが残ってワイルドな味がした。

 

 

帰りは近くの高速バス停留所まで送ってもらい、一人バスを待つ。
バス停の棚にはブドウが収穫を待っていた。さすが山梨。

 

 

 

山梨で出会ったみなさんに、感謝。たくさんの美味しいものに感謝。ありがとうございました。また、お世話になります。笑。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Author Little TAO