山口県山口市より『水ノ上窯の器と原口珈琲』の展示販売をいたします。
日 時: 10月 22日 (土) – 30(日)12-19時
会 場: Little TAO 中目黒3-1-4 #102
10月 22日 (土). 12-17時 原口珈琲 原口洋子さん在店 。ネルドリップで淹れた珈琲を飲んでいただけます。
水ノ上窯の舛井岳二さんは、萩で12年の修行を経て山口市洞春寺の境内に2021年、独立開窯(かいよう)。萩時代から原口珈琲のオリジナルカップを手掛けています。何度も試作を重ね話合い、時間を重ね出来上がったオリジナルの珈琲カップです。
原口カップは萩時代から同様の磁器土にマット釉で仕上げで、山口に移ってからは口当たりと持ち手をよりシャープに。仕上げも進化しています。
そのカップの口縁(こうえん)の口当たりの良さは本当になんとも言えない感触。しっとりとした唇へのフィット感。口縁の厚みや角度で、同じ珈琲でも味が変わるそうです。
そんな水ノ上窯の岳二さんが新しく作る器が並びます。
水ノ上窯の器とは?
修行時代の萩焼きをベースとし、中国の宋白磁や李氏朝鮮時代の白磁、また古墳時代の須恵器にあるような凛として佇まいのある器を目指して作陶されています。
現在使われてる素材は鉄分少なめの陶土に洞春寺境内で取れた赤土を混ぜたものと磁器土の2種類。
主に使っている釉薬は雑木の灰を使った土灰釉に銅分が含まれた鈞窯釉、織部釉を還元焼成で仕上げてます。
また最近は無釉による炭化焼成に挑戦中!とのことです。
原口珈琲の洋子さんは東京の珈琲店で働いたのち渡仏。マルシェで自家焙煎の珈琲豆を販売するところからスタートし、地元山口県へ帰郷し珈琲店をオープン。手廻しロースターで豆を焙煎し、ネルドリップで珈琲を淹れています。
初日には、原口珈琲の洋子さんが山口よりいらしてくださいます。洋子さんがネルドリップで淹れた珈琲を東京で飲んでいただく事ができる貴重な機会です(もちろん、ネルもオリジナル!)。
ネルドリップはちょっと敷居が高いなとか、面倒そうだなーと、思っていらしゃる方もこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?淹れ方のコツやお手入れについてなどなど、色々とお話を聞く事ができるチャンスです。
それともう一つ。野菜料理の美味しい家庭料理のお店、中目黒「のひのひ」にて期間中は珈琲酒(原口珈琲焙煎:Brazil Chocolate peaberryを使用)とそれに合うお料理を楽しんでいただけます。夜の珈琲もぜひ味わってみてください。
営業時間はインスタグラムでご確認の上、ご来店ください。お席のご予約も承っております。(日曜定休)
のひのひinstagram