Tao Diary vol.4

さてさて、陰陽五行のざっとした説明を前回いたしました。

いまの季節、というか8月は脾臓が一番頑張っています。

私は子供のころから夏バテしやすい体質で

あまり食欲がわかない時期でもあります。

やっぱり消化を司る脾臓に負担がかかっているんですね。

 

そんな時に五臓を活性化させる童子功をすると

胃のモヤモヤ感がすっきりとします。

やはりこれ(童子功)は五臓によく効く功法なんだと思います。

 

また、夏で困るのは寝苦しい夜ですね。

自律神経が乱れることによって

深い眠りを妨げてしまいます。

そんな時には指のマッサージが効果的です。

小指から順番に根元をキュッと押さえて

爪の根元・両脇・爪先まで軽く押してあげます。

これで自律神経が整えられます。

 

氣功もアーユルヴェーダも東洋医学全般的に

目に見えるような絶大な効果はありません。

でも、毎日のちょっとした気の使い方で

ほんの少しでも快適に過ごせるようになる。

それが、東洋医学の素敵なところだと思います。