さてさて、陰陽五行のざっとした説明を前回いたしました。
いまの季節、というか8月は脾臓が一番頑張っています。
私は子供のころから夏バテしやすい体質で
あまり食欲がわかない時期でもあります。
やっぱり消化を司る脾臓に負担がかかっているんですね。
そんな時に五臓を活性化させる童子功をすると
胃のモヤモヤ感がすっきりとします。
やはりこれ(童子功)は五臓によく効く功法なんだと思います。
また、夏で困るのは寝苦しい夜ですね。
自律神経が乱れることによって
深い眠りを妨げてしまいます。
そんな時には指のマッサージが効果的です。
小指から順番に根元をキュッと押さえて
爪の根元・両脇・爪先まで軽く押してあげます。
これで自律神経が整えられます。
氣功もアーユルヴェーダも東洋医学全般的に
目に見えるような絶大な効果はありません。
でも、毎日のちょっとした気の使い方で
ほんの少しでも快適に過ごせるようになる。
それが、東洋医学の素敵なところだと思います。